- 育休中の保育園がずるいと言われて傷ついたママやパパ
- 育休中の姉兄の保育時間が気になるパパ・ママ
- 育休中の退園問題に戦々恐々としているパパ・ママ
- 自治体にはよるけれど育休イコール即退園にはならない!
こんにちは。あーむです。第二子育休中の正社員ワーママです。
育休中に保育園に預けているのがずるいと言われたことがあります(TT)
赤ちゃんと家にいるなら、上の子も家で見れるよね?
そんな圧力をひしひしと感じるのは実は意外にも友人でした
友人は保活激戦区に住んでいるためよりそう感じたようです。
またずるいという認識は「夫」も持っています
家にいるなら家事できるよね?
え?晩御飯これだけ?
え?家の中片付けれないの?
こんな心無い言葉を浴びせられるママもたくさんいます(TT)
これから育休を迎えるママにとっては育休期間中に抱く保育園事情については特に敏感だと思います。
もちろんパパも足並みがそろっていれば最強タッグなのですが、まだまだパパの意識が低いことも多いです。
その証拠に育休期間中に保育園のことを何も分かっていないことによる夫婦喧嘩は割とみなさん経験があるようです。
しっかり知っておくことで【復帰後の働き方をより具体的に見ることができます】
保育園を退園せずに、再度職場復帰を目指すママたちやそれを支えるパパたちに向けて
記事を書きました。
産休中の保育時間は何時から何時まで?
産前(出産予定日の出産予定日の前月)から産後(出産予定日の8週間後の翌日が属する月末まで)までは、11時間の保育標準時間となります。
月120時間以上の勤務であれば(常勤)この11時間は【今まで通りの保育の時間】だと思われます。
月64時間以上120時間未満の勤務であれば、保育短時間の8時間となります。
ですので、産休入りしたからいきなり短時間になるわけではないので安心してくださいね。私の場合、出産が予定日より1週間早くなりました。そしてややこしかったので(笑)園長先生に確認して、いつまで11時間見てくれるのかを確認しました。
若干感じる無言の圧力
体験談の1つとして聞いてください。
お子1号は、生後3か月から現在の保育園にお世話になっています。1号出産時は、パートだったため育休もなく会社からの出産前の約束で【保育園が決まり次第、即復職】が条件でした。幸い、産後の肥立ちもいいと思われ(※結果無理していたので腰痛悪化、PMSひどくなってしまう…)フルタイム正社員で復帰となりました。
あれから3年近く時は過ぎ…
11時間預ける【権利】はあるものの毎朝先生から言われるのは【今日は何時のお迎えですか?】の言葉…。
たしかに、産前で元気な私。家にいるからということで先生たちはおそらく悪気はないのかもしれませんが、毎日聞かれると…ね。
お子1号は保育園が楽しいと言っていたこともあり、私も11時間預けることに抵抗はなかったものの、毎日聞かれる【何時ですか?】の言葉に徐々に御迎え時間が早くなっていきました。
先生たちは口をそろえて【早くお迎え来てくれて嬉しいね!】と言うので、お子1号もだんだん【お迎えは早い方がいい!】という認識になっております。
本当に体調が悪い時や予定がある時は11時間、保育園で見てもらっていました。
あまりプレッシャーになるようだったら先生に遠慮なく伝えるべきだなと思います。
育休中の保育時間は何時から何時まで?
産前産後の期間が過ぎれば、保育短時間となり8時間の預かり時間となります。
11時間から8時間です。
この3時間がとてつもなく早く感じました。
体力の有り余る子どもが3時間も早く帰ってくるのです。
これには親も慣れるのに時間がかかります。
私は実際に2週間くらい、どう過ごしていいのか分からなくて毎日スーパーへ行っていました。プレイルームがある場所を探して、ただそこでぼーとする。もちろん、生後2か月も経たないお子2号を連れて…。
どう時間を過ごすかより、どう時間を潰すのかばかり考えていた
3歳を過ぎ体力もついてきた子どもと、まだ生まれて間もない赤ちゃん。そして夫は3か月の育休が明けてからは、帰りが一段と遅くなっていました。
理想的な親子の時間の過ごし方はおそらく知育や絵本を読んだり、外で一緒に遊ぶことであることは百も承知ですが、上記のような状況では不可能だと悟りました。
まずは自分の生存を維持しなければならない。そして子ども2人を生かさなければならない。その最低ラインだけ守ろう、決して変な判断はしないようにと思いつつ目につくのは虐待のニュースばかりだった頃は誰にでもあるのではないでしょうか。
自分がいつそっち側にいくか分からない。
そんな恐怖を抱えながら夕方のスーパーでキャラカートに子どもを乗せて時間を潰していました。
就業中と育休中で変わることとは?
保育園に預ける時間以外は大きく変わりません。
行事参加も、もちろん変わりません。
そして令和元年10月から3歳児の保育料無償化がスタートしたので保育料は3歳児以上は関係ありません。副食費や園から徴収されるPTA会費や実費などは短時間保育だからといって減額になることはありません。
0~2歳児の保育料は変わらず発生しており、保育料も【昨年の所得】によって負担額が決定するため、育休期間中の支払いが厳しいという声もあります。
育休手当が入るのも初めての申請から平均約2~3か月というタイムラグもありますので手元に保育料+α(定期的に徴収されるもの。例えば、絵本代や駐車場代など)×3か月分を目安に置いておくことをおススメします。
育休中に保育園に預けるの?ずるいと思われているかも…
悲しいかな、自分自身にもこういった感情が0ではありませんでした。
仕事行ってないのに保育園に預けるの?
待機児童が問題になっているのに自分はいいわけ?
家にいるのに子どもを見ないの?親として大丈夫?
いろんな思いがそれぞれあって、それをどうしても【正義】だと疑わない人たちが世の中にはたくさんいます。
そしてSNSでそれを【正義だと思って振りかざす】ことも多々あります。
産前産後であろうが、育休中であろうが【保育園が認めたんだから通園することに何も問題はない!】のです。
しかも保育料を支払っているのも、送迎をしているのも、園の行事のお手伝いをしているのも紛れもなくあなただったり父親である夫だったり、家族の中でしっかり対応していることばかりではないでしょうか。
仮にそこに祖父母の協力や、ファミリーサポートなどの有償サービスを利用していたとて!上記のような言葉を発する人には、間違っても手助けをしてもらっていないはずです。
このような心情になる、つまり【ずるい】と感じる心には、どこか自分の頑張りを評価されていない劣等感や自分は世話になる予定がないから関係ないと思っている思慮の低さから発される言葉だと思います。
たしかに結婚しても子どもをもたない夫婦もいます。そして結婚しない人もいます。
他人事にしておけない、つまり【ほっておけない】心情というのは少し寂しさを感じてしまいます。
無駄に傷つく必要はありませんよ。権利です。子どもが保育園に通えるように今まで働いてきたあなたの立派な権利なので、そこでひるむことはしなくて堂々と預けましょう!
育休中の保育園退園問題
育休中の保育園退園については、自治体によって取り決めがさまざまです。
2015年頃【育休退園】が問題視されました。そして育休明けに再度、その保育園に再入園できる保障もないなかで難関の保活をしなければいけないという、おそろしい首切りが都心部を中心に乱発しましたね。
あれから5年近く経ちましたが保育園が少ない、待機児童は多いという状況は大きく変わっておりません。依然として育休退園を迫られた家族もいます。
その中で、退園にならないために必要なこととは何でしょうか?
育休後の復帰調整について話すことだと私は思います。
育休退園についても明日退園してくださいという話ではありません。
職場復帰の話しは特に会社に調整していなくても自分自身は復帰する意志が継続してあることを保育園に伝えておくべきだと思います。
というのも…私自身、よくよく先生たちに聞かれています。
【お母さん、お仕事のことどう考えておられます~?】
っと事あるごとに、先生たちは聞いてくれますよ^^園長先生だけではなく担任の先生たちも割と頻繁に意識調査のごとく聞いてきます。
決まって私は
【そうですね、あと●ヵ月…。保育園さえきちんと決まれば、職場復帰しますよ^^】と
産後2か月からずっと答えてきましたね。
もし仕事を辞める場合、保育園にいることができる期間は3か月。その間に職探しということになります。3か月のリミットまでに、保育園も人数を確保しなければ経営上赤字になりますので、やはり芽は摘んでおく必要があるのかなと思います。
悩んでいる方にぜひお伝えしたいのが…
とりあえず戻るって言っておきましょう♥
本当かどうかはその時決めればいい!
今の状況でフルタイムに戻れない…
絶対にあの職場に戻りたくない!!
いろんな思いを抱えて産休入りしたと思います。私も絶対に退職してやると誓い
産休入りした3日後に制服も社員証もすべて本部に返しにいきました。
しかし今思うのは、辞めるのはいつでもできるということ。
復帰してから辞めてもいいや~と思えるのは、やはり保育園の入園継続が第一だから。
とりあえず育休明けはあの職場に戻るだろうけども長居はしない。
なら逆算して、就活をしていこう!というのが子どもが産まれてからの私の仕事復帰に対する考え方です。
あなたがヤキモキしていても実は会社の中で何か新しい話が進んでいるかもしれません。そしてあなたが辞める話をする前に、会社からいろんな提案があるかも…
そう思ったら、自分ですべて決断することは今の状況では得策ではないと思いませんか?
育休中にできることとして、どんな働き方ができるかなということを具体的にすることで子どもが理由で諦めるのではなく子どもがいても自分らしく働くことを選ぶことができると思います。
いかがでしたでしょうか。育休中の気になる保育園問題とその対策について経験談を踏まえてお伝えしました。
▼育休中、上の子を預けるのは「悪い親」でしょうか?
十人十色の育休期間。1つずつ問題が解決できますように…
読んでくださりありがとうございました
あーむ(@anncolomochi_am)でした