義母から貰った夫の幼い頃
使っていた肌着やおもちゃ。
渡されて困った。
「〇〇が小さかった時に使っていたおもちゃなの~!まだ使えるから使って☆」と渡された時の、嫁である私たちの虚無感といったら…もうね…。
「〇〇が秋になったら着ていたはっぴ~!きれいに取っておいたから孫にも着せてあげて~!」と渡された時の、私たち嫁の「いらねー」感をどうにかしたい。
「〇〇もこれ大好きだったの~!どうせボロボロになるしお古でいいよね!」とこちらの意向も無視して押し付けられる、もはやゴミと化している物…。
断るにも角が立つ。貰うのもゴミが増えるだけ。
物は悪くない!義母にやんわり断る、お古事情。
どうしてお古を渡したがるのだろう
Googleで検索してみると
【義母 お古 いらない】がトップにおどり出てきましたね。
やはり、義母からもらうお古に困っている嫁たちは多い様子。
義母から渡されるもので多いものが
・肌着
・洋服
・おくるみ
・新生児期のおもちゃ
・季節もの(はっぴ・スキーウェアなど)
「買ったけど使わなかったもの」はなく、どこからどう見ても
お古なんですよね。
夫が使っていた時のものを置いていた。
…どこに?どうやって??どんな保存状態だったかは
察しがつきますよね…おおむね箱に閉まったままで何十年という時を経て開封されたものたちですから、それはそれは…ね。
「孫ができたら着てほしいと思ってとっておいた」
完全な親のエゴ。そして決定権はなぜ義母にあるのかを考えると不思議ですよね。
孫はあなたのものではない!!
そしてそんな不衛生なものと平気で新生児に渡されても困る!
家族の思い出は家族で完結していただきたい。
孫ができたとて、それを着せてどうなるの?
「〇〇が父親になって感慨無量☆涙ホロリ」なんて感慨深い思いになりたいお気持ちならば、お古なんて着なくても家での夫の姿を見てくださいよ。
育児に協力してこそ、父親としての役割を果たすもの。価値観のズレに私と戦うつもりがありますか?と問いたい。
もしかして使えるのに捨てたくないから
嫁の私に渡すの?
罪滅ぼしみたいに思ってない?
夫が着終え時点で消費期限切れだと私は思う
考えてみてください。
夫が新生児期、もしくは幼児期に使っていたものです。
完全に消費期限切れでしょう
物としての役目は十二分に終えている!
コンマリさんで言うところの「ときめき」はもう枯れており「感謝してお別れをするべき時はとうの昔だった」はずです!
「いつか使うかもしれない」がもしかしたら夫に下の弟妹ができたときのためにと思って取っておいたものかもしれません。
それがいつぞや、そのまま家の奥深くに眠っていたのを心のどこかでずっと気にかけていたのかもしれませんが、それを「孫に着せたいから取っておいた」はなんだかこじつけのように私は思ってしまいます。
どぎつい嫁ですかね?笑
どこまでもらう?何ならOK?そもそもOKなものある?
「夫のお古」ですからね。
あまりに時が経ち過ぎていて、素材としての劣化やデザインの遅れ
そして機能面ではかなり落ちていますよね。
昔からちょっとお高いベビー服である
・ミキハウス
・ファミリア
ここあたりは、自分の目にかなうほどのものであれば一度くらいは着せても
いいかもしれません。
ただ肌着はね~ミルクのシミなんかあったら難しいですよね。
「どうせ汚れるんだから!」と義母に言われても
「いや、このシミ、あなたの母乳ですよね」となんか冷めてしまいそう。
おもちゃ。
私の場合、新生児期のおもちゃは軒並みアウトですね。
おそらく消毒していないだろう、この歯固めやガラガラ。
今ほど消毒に対する認識も低いだろうし、そもそも消毒剤などもない。
天日干しでOK!だった時代なら、なおさらではないでしょうか。
「赤ちゃんは免疫があるから大丈夫!」と義母に言われても
「あえてばい菌のいる中に飛び込ませるのは無理ですね」と言っちゃいそうです。
レトロ感を感じたならば、三輪車はいけるかもしれません。
何回か遊ばせてみてもし嫌がるようだったら乗っている写真や動画だけ見せるか送る。
後の使いようによっては、庭のインテリアやお花を置く台に使えるかもしれません。
つまり、もらう嫁に決定権があることを嫁である自分自身が決めることを胸にとどめておきたいですよね。
旦那が断れないから嫁にまわってくるから嫁の自分が断ろう!
旦那がうまく断ってくれたら
いいのに…
旦那がうまく断ってくれていたら、まず旦那のお古はあなたの目の前に現れません。
もしくは旦那に一言相談が義母からあるはずです。
そこをすっとばして、あなたにお古の話がきているわけですよね。
早い話、義母からすると「育児に夫の立場は関係ない」と言っているようなものだと私は思います。
昔の価値観のまま、アップデートされていないのかもしれませんね。
これほど父親が育児に関わる風潮であっても、自分自身が子どもを育ててきた経験が一番だとしたら、あなたにだけ・お古の話がいくのも無理ありません。
この価値観のアップデートは、もちろんTVやラジオで見聞きしていても「私はこんなことしないわ~」と思っていても、知らず知らずにやっているものが大半です。
そして「良かれと思って」が冒頭につきますが、これは相手であるあなたのためと豪語する時点で「物を大切にしていた義母、自分自身への称賛」となっています。
「ものを大切にしていた自分」は「粗末にする」ことと比べると大切なことですが
それは自分自身の代で完結してこそだと私は思います。
そして引き継いでほしいのなら、決定権は相手側にあることを分かっている人は
ちゃんと先に伝えています。
そして無理に押し付けず、いらないと言われたとしても後腐れなく終えることができます。
万能な言葉「ものを大事にしていたのですね」
断ることで関係性を悪化させることは避けたいのは嫁なら誰しも思うこと。
(そもそも、お古を断ったくらいで関係が悪化するのなら元々関係性はあまりよくないのかもしれませんが)
義母がそういった押し付けをしやすいのなら、対処法としては気に障らない範囲で受け取って、使った証拠を残し、処分するのが得策です。
全てを受け取ると、あれもこれも出てきます。お古の山が、義実家から移動してきただけになることも考えられますので「肌着は新しいのを先に買ってあるので大丈夫です」と
「〇〇は」とつけることで一旦そのものは処分しやすくなります。
そして新しいものを願ってもほぼ買ってくれないことを肝に銘じ「夫にも相談して自分たちで揃えるので大丈夫です。」とだけ伝えるのもいいでしょう。
「夫の意見を聞く」という判断は、義母にとっては抑制材料にぴったりですからね。
夫に聞くか否かはあなた次第ですがこんな時は役立ってもらいましょう。
どうしても受け取れないとき、何も使えそうにないものがあった時は
「夫が小さかった頃はどんな赤ちゃんだったのですか?」と物を見ながら昔話をさせるのはかなり効果的です。
時間を20分ほど要しますが、人は自分の苦労話を聞いてくれるとどこかで警戒心がゆるみ相手の意見も聞こうとします。
話し半分で相槌だけでOK。否定さえしなければ、義母はたくさん話すでしょう。
20分ほど経過した時に「そうだったんですね。この肌着、とっても頑張ってきたんですね」と伝える。義母に「そうね、もう充分使い切ったわね」と思わせたらあなたの勝ち!
文字だけ見ると「なに言ってだ、こいつ」となりますが、もう存分に使命を果たしたから今孫に使われなくても大丈夫と思えたら義母自身が捨てることに対しての罪悪感は少し緩和されるかと思います。
あなたの家に汚いお古が溢れないための時間だと思ってもらえると少し話聞くのは仕方ないと割り切れそうだったら、やってみてくださいね!